モーモーハウスとは?

モーモーハウス大槌は震災後の2013年2月にオープン。復興する大槌町で、人の集まる楽しい店舗と雇用創出の場として、東日本大震災 雇用・教育・健康支援機構が設立いたしました。
製造から販売まで地元・大槌町のスタッフが担い、町の活性化と食を通じた文化発信に取り組んできました。
2017年3月末、大槌町の復興都市計画に基づく移転要請を受け一時休業しましたが、今回、大槌町の産業集積地に場所を移して、リニューアルオープンいたしました。
将来は店舗・事業を東日本大震災 雇用・教育・健康支援機構から地元のスタッフに移譲し、末長く地元に根付く産業となることを目指して活動しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2016年1月7日、震災後ずっと東日本大震災 雇用・教育・健康支援機構の活動を応援してくださっている羽生結弦選手が、モーモーハウスを激励に来訪してくださいました。

2016年9月29日、天皇、皇后両陛下(現・上皇、上皇后陛下)の大槌ご来町の際に、両陛下は以前より皇室と縁の深い「三陸花ホテルはまぎく」に宿泊されました。その際、「三陸花ホテルはまぎく」の千代川茂社長様を通じて、モーモーハウスのフレンチせんべいを献上することが出来ました。後日、千代川茂社長様が、天皇、皇后両陛下からのお礼として下賜された「和三盆糖菓子」をモーモーハウスまでお届けくださいました。

我々の思い

パンを通じて思いやりの心を育み、復興に向けて大槌の人々とコミュニケーションを深めたい。
そしてお店(モーモーハウス)を「誰もがそこに居たくなる暖かい場」にすることを目指します。

なぜモーモーハウスを開いたか?

1.大槌の人々にささやかな日常の楽しみをお届けする
(焼きたてのパン屋さんがなくなった現状からの復活)
2.大槌からパン事業で町おこしを(被災地から経済復興)

モーモーハウスって?

三陸・大槌町を活性化させるために作られた今までに類を見ない「本格派コッペパン専門店」です。

プレハブをアートにしました

「仮設住宅」を使用した今までに類を見ない「アートな空間」その名もモーモーハウス。

岩手のソウルフードでお腹いっぱい

岩手の人気食「コッペパン専門店」です。約30種類のコッペパンを提供いたします。

地元の主婦がこの日のために精一杯練習しました

全国の有名シェフ監修の元、全て大槌町内の未経験者によるパン作りを実践。

日本のパン屋初!?アトラクションが見ものです

大槌産「木製へら」を使い、「大槌オーレ♪」歌います。それは来てからのお楽しみ・・・

起業することによって地元の経済を活性化させます

大槌で起業することによって情報の発信と雇用の創出を目指します。

大槌町に待望の焼き立てパン屋ができるまでの経緯

大槌町は2011年3月11日東日本大震災での津波の影響により、
市街地の大半が津波により流されてしまいました。パン屋さんも同町から姿を消してしまい、
現在に至るまで焼きたてパンの店が存在しないのが現状です。

一般社団法人 東日本大震災雇用・教育・健康支援機構は、
2012~2013年度事業活動の一環として、復興支援計画の中で町民に
「何が必要か」任意に希望を調べたところ、“焼きたてパン”をという声が多数聞かれました。

同機構はそのような要望に応える形で大槌町の被災した市街地の中心部に
「モーモーハウス(岩手県上閉伊郡大槌町)」を出店しました。

同べーカリーは幾つものユニークなパン屋開業・プロデュースに実績を持つ、
“株式会社パン屋さんをつくろう”代表取締役・岸本拓也をクリエイティブディレクターに起用し、
最初の企画段階からコンセプト確立まで今までに類を見ない様々な
アイデアを駆使したコッペパン専門店を創りあげることに尽力。

できる限り大槌の方とコミュニケーションをとりたいという想いと、
「大槌の町おこし」を祈念して、モーモーハウスで毎日美味しいコッペパンを焼き続けてまいります。

プロフィール

田中 潤 一般社団法人東日本大震災雇用・教育・健康支援機構 代表

東日本大震災の支援のために設立され、
全国ではじめて国から公益認定を受けた公益社団法人。
(その後、支援の対象を拡張するために、一般社団法人化いたしております)
雇用・教育・健康の3つの支援を通じて、被災地の復興を支援。
大槌に町民が触れ合えるコミュニティハウス「どんりゅう庵」を建設。

岸本 拓也 (ベーカリープロデューサー) 

小さなパン屋ネットワーク【現:ジャパンベーカリーマーケティング株式会社】代表/ 有限会社わらうかど 取締役社長

外資系ホテル・シェラトンホテル&リゾートではPRとマーケティングを担当し、2006年に有限会社わらうかどを設立。 ベーカリープロデューサーとしてパン屋に特化した開業及びリニューアルを提案プロデュースしている。また実際にベーカリーも経営しており横浜・大倉山にて「トツゼンベーカーズキッチン」を開店。また“小さなパン屋さん”のオーナー同士が集まって経営面から技術交流・販売促進について情報交換をし合うグループ"小さなパン屋ネットワーク“【現:ジャパンベーカリーマーケティング株式会社】の代表を務め、2013年2月公益社団法人東日本大震災雇用・教育・健康支援機構の依頼を受けて岩手県大槌にモーモーハウス大槌をプロデュース 。